今回はその『鎌倉放浪紀 PartII』の予告編です。

今回の「鎌倉放浪紀 PartII」では、どこに行ったか?
それはこちら!!
むかし、ここ城ヶ崎にほど近い富戸村に、半四郎とおよしというたいそう仲のよい夫婦がおりました。ある日、半四郎はひとり海へトジ(※1)刈りに出掛けました。と説明されています。
カゴにいっぱいのトジを背負い岩場で休んでから家に帰ろうとつかれた腰を伸ばした瞬間、背中のトジに引かれ、あっという間に海へ落ちてしまいました。
知らせを聞いたおよしはたいそう悲しみ、ここへ来ては立ちつくし涙を流す日々が続きました。
以来ここ城ヶ崎一帯には毎年秋になると飛び散ったおよしの涙にも似たイソギクの花が可憐な姿を見せるようになりました。
そして、いつの頃か村人達は、ここ「半四郎落し」と呼ぶようになったということです。
※1:"トジ"とは、しっくい壁に使う海藻のこと。
※2:"イソギク"とはキク科の多年草。秋に黄色い花を咲かせる。
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