『仁王門(におうもん)』へとご案内いたします。
名前の通り、2体の仁王像が門を守っています。
…
もうちょっと拡大してみましょう。
正面から向かって右側には「阿形の仁王像」、左側には「吽形の仁王像」がこの仁王門を堅守しているようです。
↑ 阿形の仁王像
↑吽形の仁王像
口の形が『阿(あ)』と『吽(うん)』になっているのは、物事はすべて、始めと終わりがあるということを表現しているんだそうです。
阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉
どちらの仁王像もたくましく、とても強うそうですよね!
そして、この『仁王門』を潜ったその先には四代将軍・徳川家綱公の
お手植えの樹齢300年の「槙」が今もその姿を残しています。
また、仁王門の先に広がる「石畳」の石は雨が降って濡れると
赤や青などの色にかわるそうです。
運悪く、雨が降ってしまったら是非、確認してみてください。
さて、次回は予定通り『大猷院〜御水舎』へご案内いたします。
お楽しみに。
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