京都市内の国道24号を北上していると、
東の方角の小高い山の上に天守閣が見えるではないですか!
「ん?何だ??あの城は!?」
夕方の西日を浴びて、輝いて見えたのです。
これはチョット寄ってみるしかありません!
「あの城は何だったのか?」
そんなモヤモヤを抱えたまま、
旅を続けることができません…チョットおおげさですね (^-^;
これも放浪の旅のいいところ♪
軽快に相棒を右折させ、山の上の謎の天守閣に迫りました!
山を登っていくと…
『伏見桃山城運動公園』の駐車場ゲートにたどり着きました。
「ん?運動公園?いいのかな??」
と思いながら、ゲートをくぐり駐車場に入ると
左手に立派な門と天守閣が姿を現しました。

▲伏見桃山城
しかし、何だか様子がおかしいのです。。。
こんな立派な天守閣があるにもかかわらず、
観光地的な要素が一切無いのです (?_?)
…

もともとは近鉄グループが運営していた
『伏見桃山城キャッスルランド』
という遊園地があったみたいなのですが、
近鉄グループのリストラの一環で2003年に閉鎖…。
この天守閣も解体の危機に陥ったのだそうです。
しかし京都市民による市民運動により、
伏見のシンボルとして保存されることになったのだとか。

▲模擬大手門
しかし、耐震基準を満たしていないことから
天守閣の中に入ることはできません。
まぁ、鉄筋コンクリート造の模擬天守ですので、
内部に歴史的な趣を求めることができないはずなので別に良いのですが、
最上階から京都の町並みを見てみたかったですね〜。

▲伏見桃山城の模擬天守
むかし、豊臣秀吉が築城した時は、
『伏見城』
という名前だったそうです。
1619年の廃城で跡地になった土地に桃の木が植えられ、
桃山と呼ばれるようになり、
そのうち「桃山城」、「伏見桃山城」と呼ばれるようになったそうです。
そういえば、TOKIOの鉄腕ダッシュで
ロケ地に使われてました!
「水鉄砲合戦5 vs 伏見兵士」
自分が行ったことのある場所がロケ地だったりすると
なぜか嬉しかったりしますよね♪
次に予定していた『二条城』はダメだったので、
「久しぶりに嵐山でも行ってみよ〜!」
ってことで、嵐山に行ってみました。
【伏見桃山城の場所】